自作するチッパー

チッパーを自作する事をオススメします！😂

私が今使ってるチッパーはある軟鉄鍛造のメーカーが昔作ったチッパーでアイアンのような形。
ロフトは33度。長さは３５．５インチ。　見た目はL字パターにしかみえない。

意外と簡単に出来るのでオススメしたい！

まず７Iもしくは８Iの使わなくなったクラブのヘッド。（無かったら、ヤフオクで単品購入でもジオテックで単品購入しても良いでしょう）

次にSW用ウェッジのスチールシャフトこれさえあればどこでも組み立ててもらえると思う。

市販で売ってるチッパーはライ角６６度、シャフト長が３４インチ。（※2017.8.29訂正しました）ロフトは35度～56度まで色々）

これはね、パターをイメージしてるからこの設定で作ってると思うのだが、私はあえてウェッジをイメージして作って欲しいと思う。
だから打ち方もパター打ちではなくアプローチ式の打ち方。
場合によってはフルショットも打てるチッパーを作って欲しいと思うんだよね！

私がベースにしたのがPINGのチッポというPING唯一のチッパー。今は製造中止で私も１０年位使ってたけど、売ってしまった！
結構高値で売れたのを覚えてる。。。

このチッポのロフトは２８度。今の６Iくらいのロフトである。ライ角は、意外だけど６１度。SWと比べると意外とフラットである。
このフラットにも理由があるんだけど・・・。あとで説明するね！
チッポは、設計当初からパター打ちを目標として作ったチッパーではない！たぶんこれはチッパーとして唯一かもしれない。
グリーン周りからランニング専用ショットに使うアプローチする為のクラブという位置付けとなる。これが今は存在しないチッパーなのだ。
存在しないからあえて作る。

チッパーが今また必要に感じだしたのは昨今のセルフゴルフ。
キャディー付きのラウンドではチッパーの必要性を感じなくなったが、昨今のセルフゴルフではチッパーの必要性を特に感じる。
昔なら、自分がグリーンへ進み、ライを確認してカート付近にいるキャディーさんに番手を指定して持ってきてもらう事が可能だった。
ディボット痕やベアグランドなら７Iとかをチョイスして持ってきてもらえたんだけど、今は時間短縮の為にそれは出来ない。
かと言って５本も６本もクラブをグリーン付近まで持っていく事もやりたくなかったので、SWやAWで無理して使ってた。もちろんそれによるミスも多くあった。
（私よくグリーン周りにクラブを置き忘れする癖があるので・・・）

それをカバーする為にチッパーを思いついたわけだ。

チッポを基準にすると市販のヘッドとシャフトで簡単に作れるのだ。
ライ角６１度くらいなら今の７Iや８Iで可能なライ角である。それにSW用のシャフトを挿して、後は自分の感覚で鉛で調整すればいい。
SWに比べるとライ角がフラットなので、パター打ちする場合、ヒールが若干浮く。これがね、チャックリやざっくりを防いでくれるのだ！！

ロフトは好みで！　私はチッポのロフト２８．５度っていうのがちょっと立ちすぎだと思ってたので、３３度がちょうどいい。

市販のチッパーを買うよりも使い勝手が良いと思う。特に林から抜け出しにもよく使える。昨今ロングアイアンを入れてる人が少ないと思うけど、林脱出用にロングアイアンを多用してた人って多くないだろうか？（笑）

ちょっとだけ遠目に構えてライ角通りにアドレスするとフルショットも打てる。
とにかくトラブル時のお助け要素が高いクラブを一本作る事は長い番手を４度刻みで入れる事よりはるかにスコア的には上がると思う。
とにかく３５．５度という長さも良いんだよね！　オススメはパター打ちではなくあくまでもショットとして使う。ライがフラットなのでヒールが突っかかる事は少ない。
今の簡単系のヘッドならソールも厚いし、ホントに打ちやすいから・・・。

よく雑誌の特集で、このライからなら７Iでとか５Iでとかいう転がしのススメを言うプロがいますけど、それはマイキャディーがそばにいるから出来る事でアマチュアには全然実用的ではない！

花道から転がしのアプローチの引き出しを増やすことでスコアは5打違うと思う。

是非、グリーン周りにはSW,PTと共にチッパーを持参する事をオススメします。

ジオテックゴルフはいい会社である。今単品アイアンヘッドの７Iのみ格安で売ってくれてる・・。この７Iのロフトの転がし用ウェッジ是非作ってみて！

※2022.8.8　訂正　ライ角と表示するべきところをロフトと表示してるところがいくつかあった！　スミマセン・・・。